こんにちは、睡蓮と申します♪不定期更新型の創作web絵本ブログです。 ネコのトーマス卿と一緒に不思議の国を旅してみませんか?    アフィリエイトの紹介などは削除させて頂いております。


by yoiyaminohara
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原因調査

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 いくぶん嵐は和らぎましたが、風はまだまだ吹き荒れてます。
トーマス卿は嵐の調査に乗り出しました。
 ケガの治った飛び魚も一緒にやってきているようですが、踏ん張りの利かない飛び魚のこと、風に煽られ右、左。
おやおや、コレでは手伝っているのか邪魔してるのか。
一体どちらかわかりませんね?

 早くしないと折角咲いた花々がすっかり飛ばされてしまいそう。
春にはやっぱり沢山の花に咲いて欲しいですものね。
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# by yoiyaminohara | 2007-04-11 23:12 | トーマス卿/研究日誌

緊急避難

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 コンコンと、風音にかき消されそうになりながら微かにノックをする音が?

 トーマス卿が扉を開けると、いつもは窓からやってくる飛び魚が
力なく横たわり助けを求めていたのです。
 何時もは優雅な両の翅や光り輝く肢体から、あちらこちらと血を流しているではありませんか!!

 大変!大変!早く手当てをしてあげなくちゃ。
トーマス卿は急いで中に招きいれ、傷ついた飛び魚を優しく長椅子に横たえました。

 ゴロゴロと遠くで雷鳴が轟いて…。
不穏な気配が野原に重くのしかかるのです。
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# by yoiyaminohara | 2007-04-08 23:45 | トーマス卿/研究日誌

巡りの森のパトロール

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 『ケンプ蟲さんこんばんは。宜しかったら我が家にいらっしゃいませんか?』
 森の様子を見に行ったトーマス卿は、今にも吹き飛ばされそうなケンプ蟲に手を差し伸べます。

『やれありがたい、トーマス卿。お言葉に甘えさせて貰いましょうか。』
 ケンプ蟲は直す端から壊される家に辟易とした様子。
いくら丈夫な糸だとしても、足場が不安定では強度が保てませんものね。

 一通りパトロールを終えたトーマス卿。
樹上の家に戻れずにいるムササビさんや、大きな風音に怯えるウサギさん達と連れ立って野原の塔へと帰るのでした。
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# by yoiyaminohara | 2007-04-05 01:57 | トーマス卿/研究日誌

時ならぬ舞踏会

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 ごうごうと。今夜も宵闇野原では、咲き始めたばかりの春の花を弄ぶかのように春の嵐がふきあれます。
 連日の強風に、トーマス卿は困惑顔。
『困ったな。こんなに嵐が続くとは…。』

 窓の外には綻び始めた花々が。
風に煽られクルクルと、時ならぬ舞踏会を繰り広げ、
嵐の強さを物語るのです。

<明日も続くようならば、森の様子を調べないと・・・。>
自由を愛する煤蛍や、木々の間の芸術家と謳われるケンプ蟲を心配し、
沈痛な面持ちで夜空を見上げるのでした。
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# by yoiyaminohara | 2007-04-03 00:33 | トーマス卿/研究日誌

トーマス卿と春の嵐

トーマス卿と春の嵐(トーマス卿シリーズ⑤)
 時ならぬ舞踏会
 巡りの森のパトロール
 緊急避難
 原因調査
 風の迷い子
 ケンプ蟲の共同作業
 さようなら、ありがとう 
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# by yoiyaminohara | 2007-04-02 14:31 | トーマス卿/研究日誌

リアルdeてのひら桜w

絵本だけだと絵と文が揃わないとアップできないので、ネタノートも公開してみます☆
ちょうど『てのひら桜』の元ネタにした桜が満開だったので写真取ってきましたよ~www
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昭和記念公園にはえてますw
場所はみんなの原っぱの近くで花木カフェのすぐそばw

始めてこの樹を見たときは『なんて登りやすそうな樹なんだwww』と大興奮でした♪
残念ながらその時は桜の時期が終ってしまってたのですが、今年はジャストなタイミングで見る事ができました(*^^)v

昭和記念公園では他にも沢山のネタを仕入れてますw
少しずつご紹介させて頂きますね♪

絵本の方も更新できるように頑張ります☆
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# by yoiyaminohara | 2007-03-31 18:46 | 公開ネタノート♪

時の祭神

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 飛び魚に促され、トーマス卿が不思議な鳥の足元へ
そっと珠を捧げ置きます。
朝とも夕とも、区別のつかない次元回廊の様々な色彩は、
ここにきてその色艶を増し、耀きに深みを、彩りに明度をあげて、
祭事の行方を見守って居るようです。
 
 光耀く祭神は、トーマス卿を労うかのように典雅に微笑みかけ。
『越し方、行く末。流れる時を滞りなく。幾久しい安寧に。
織り成す季節の、奏でる音色の、世々限りなき繁栄を願わん。』
 凛とした声で、祈りの祝辞を寿ぐと同時に。
コツンと嘴で軽く叩けば、珠はするりと解けて溶けて。
 後には一羽の小鳥の姿が。

 拙いながらも確りとした足取りで、新たな祭神はトーマス卿に深々と礼を送るとゆっくりと1つ深呼吸して優雅に舞って行くのでした。
 後には、役目を終えた祭神の居た所に仄かに耀くあの不思議な珠が。

『これで無事、年越しが終ったよ。』
その珠を恭しく押頂き、飛び魚が厳かに呟くと。
トーマス卿の姿は、何時のも塔の上。野原も新たな年を迎えて居たのです。

なんとも不思議な年越しに、思わず微笑んでしまうトーマス卿でした。
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# by yoiyaminohara | 2006-12-31 23:59 | トーマス卿/研究日誌

次元回廊

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飛び魚に連れられて、トーマス卿が向かったのは
白み始めた夜と黄昏に向かう昼が交差する次元回廊。
仄かに明るく、仄かに冥い不思議な不思議な回廊を辿れば。
様々な色彩を纏った大きな鳥が、2人を待っていたのです。

『次元回廊の守護。時の祭神。御前に飛び魚馳せ参仕りました。』
 驚いて声も出せないトーマス卿ニヤリと微笑んで、
飛び魚は耀く鵬に向かって儀式めいた一礼を。

『ありがとう。時空の渡り人、天空を駆ける者。
そして過行く歳月の体感者、大地を愛でる者。
 これで祭事が始められます。』
祭神は優雅に一礼し、2人に微笑みかけるのです。
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# by yoiyaminohara | 2006-12-30 12:26 | トーマス卿/研究日誌

約束の晩

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 とうとう今夜が約束の夜。

 窓辺に寄せたテーブルの上では、
ケンプ蟲の織布のクッションをあてがわれた不思議な珠が。

 朝には昇るお日様の光を浴びて、
夜には満ち欠けを繰り返すお月様の輝きを受け。
 春、夏、秋、冬。様々な四季の彩の中、
奏でられた旋律は静かに不思議な珠を満たし、
耀きに深みを、纏う色彩に艶やかさを確実に増して
謐かに謐かに鎮座しているのです。

 穏やかに仄かな光を纏う珠を愛でながら、
ワクワクと心を弾ませて飛び魚が迎えに来るのを待つのでした。
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# by yoiyaminohara | 2006-12-28 18:43 | トーマス卿/研究日誌

湖水の輪唱

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サクサク…シャクッ…ギュム…キュッキュッ…。

 いつの間にか足元は綿雪の積もる冬の小路へ。
月明かりを映しこみ、湖面はまるで鏡の様。

 もう少し冬が深まれば、波が凍って打ち寄せて。
足元が奏でる四季の謳に、涼やかな氷の輪唱を付け加えてくれるのです。

 凛とした冬の凍気にあたりの音は吸い込まれ、
雪野原の中に立つと、遠くまではっきりと見渡せるのです。
 後にはただ深閑とした冬の小路が広がるのみで…。

 穏やかな輝きを放つ珠を捧げ持ち、トーマス卿は散歩道を振り返ります。
一歩一歩踏みしめて歩いた道のりが、雪の上にくっきりと何処までも続いておりました。
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# by yoiyaminohara | 2006-12-26 20:27 | トーマス卿/研究日誌